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クリニクラウンレポート

【第2回クリニクラウンweb研修会レポート】コロナ禍、『 病院のこども憲章』を考える

昨日は、第2回クリニクラウンweb研修会を開催しました。

研修のテーマは「コロナ禍『病院のこども憲章』を考える」です。

「病院のこども憲章」を改めて読み直し、コロナ禍の今の状況をふまえながら、少人数のグループに分かれ、入院中のこどもの人権について話し合いました。

グループに分かれてのディスカッションでは、実際に病棟スタッフから伺った今の現状などクリニクラウン自身の実体験をもとに、いろいろな感想や意見がでてきました。

スタッフの方から聞いた、 面会制限やプレイルームの使用制限など厳しい状況にいる入院中のこどもたちや家族のこと。こどもたちのほうがコロナ禍の環境に適応し、慣れていってしまっていることへの危惧。こどもの成長を考えた時に、プレイルームの閉鎖や面会制限なんてしない方がいいのはわかっているが、コロナ禍そうせざるを得ない状況など。

クリニクラウンからは、それらの体験をふまえ、これまで入院中のこどもたちの療養環境を良くしたいと取り組んできたスタッフは、どんな気持ちですごしているのか?コロナ禍、これまで取り組んできたことが、今は、できないないと複雑な気持ちで日々すごしているのではないか?そんな中で、クリニクラウンができることは何か?など様々な意見がでてきました。


「病院のこども憲章」7条には、こどもたちは、年齢や 症状・体調に適した遊び、 レクリエーション、教育 への十分な機会を有する ものとする。 そして、彼らのニーズを 満たすように設計され、 装飾され、スタッフが配 属され、設備を整えられた 環境を与えられるものとする。

と書かれています。

コロナの前も「病院のこども憲章」を見て、こうありたいと想いつづけ、行動し続けることで、こどもたちの療養環境が変わってきたのだと思います。クリニクラウンの活動もそういった想いのあふれるスタッフの方々がいたからこそ、2005年から活動することができています。

だからこそ、コロナ禍であったとしても、私たち大人があきらめず、知恵と工夫をこらし、少しでもよりよい療養環境にしていきたい想い、行動することが大切だということを、クリニクラウン一人一人が自分の言葉で考える機会になりました。

2021年度は実際に体を動かす研修会を少人数で行うとともに、月1回Webを使い、Web研修会を開催しています。

自分たちの活動しているフィールドがあるからこそ、時には立ち止まって、体験をもとに、しっかり考える機会を作っていくことが大切だと考えているからです。これからも病気や障害を抱えるこどもたちや家族のために、自分たちができることを考え、遊び心をもって、取り組んでいきたいと思います。

【事務局 熊谷】

※『病院のこども憲章』は、1988年5月にオランダのライデンで開催された第1回病院のこどもヨーロッパ会議において合意されたものです。当協会が加盟している病院のこどもヨーロッパ協会(EACH(European Association for Children in Hospital))は病院のこども憲章を実現するための活動を行っています。

今回の研修では、NPO法人ホスピタル・プレイ協会様の新訳版を使用させていただきました。ありがとうございます。

https://hps-japan.net/document/report