クリニクラウンになりたいあなたへ~ 先輩クリニクラウンからのメッセージ~【クリニクラウンぴろ】
私は、クリニクラウンとして小児病棟へ訪問しながら、司会やイベント等でパフォーマーとして仕事をしています。
以前はミュージカルやオペラの舞台等で表現活動をしていたのですが出産を機に休止していました。
そんな時『クリニクラウンの募集』をしていると知り、以前から『自分のスキルを活かして何か出来る事はないか?出来ればこどもと関われる事で…』と考えていた私は「これはチャンスかもしれない!」と思い、オーディションを受けました。
とは言え、クラウンの知識の何も無い自分に務まるのかと言う不安はありましたが、仲間と一緒にトレーニングを積むことで、何とかクリニクラウンになる事が出来ました。
クリニクラウンになってからも次々と自分自身の課題が出てきて、それを一つ一つクリアにして自分のものにしていかなくてはいけないという事を実感しています。
また、クリニクラウンの活動を続けていく中で入院中のこども達の事、親御さんや病院スタッフの思いを知りました。
私自身、子を持つ親として、こどもがこどもらしく過ごす為に遊びはなくてはならないものだと強く感じています。
こどもは遊びを通していろいろな事を学び、成長します。
クリニクラウンに出来る事は少ないかもしれません、でも少しでもこどもがこどもらしく過ごす助けになればと思います。
クリニクラウンの活動には「これで終わり」という所がなく簡単な道のりではありませんがだからこそやり甲斐を感じます。
何よりもこどもたちとの素敵な出会いがあり、自分も成長していける事にやり甲斐を感じます。
少しでも興味を持たれたのなら一度考えてみて下さい。
そして、クリニクラウンの必要性を感じ、その仲間になりたいと思ってくれたのなら是非、チャレンジしていただきたいと思います。
和栗裕美 (クリニクラウンネーム ぴろ 2006年3月認定)