クリスマスカード作成ボランティア|ダイトロン株式会社 はじめての取り組みから生まれた“応援の輪”

ダイトロン株式会社のみなさまとクリスマスカード作成ボランティアを実施しました!
このたび、ダイトロン株式会社の社会貢献チームのみなさまが中心となり、入院中のこどもたちに届ける「クリスマスカード作成ボランティア」を開催してくださいました。
社員の方々が自ら計画し、素材を準備し、作業しやすいようにレイアウトまで工夫してくださるなど、心のこもった取り組みに大きな感謝の気持ちでいっぱいです。
当日はまず、日本クリニクラウン協会の活動や入院中のこどもたちのこと、そして「なぜクリスマスカードプロジェクトを始めたのか」についてお話ししました。
コロナ禍で病院訪問が中止となったときに届いた、あるこどもからの1通の手紙。その絵や言葉に励まされ、私たちは「今できること」を考え、いろいろなかたちで「こども時間」を届ける方法を探しながら活動を続けてきました。そこから“想いを伝えること”の大切さをあらためて教えてもらい、「応援しているよ」という気持ちを届けたいと始めたのがお手紙プロジェクトです。
その後、三菱UFJフィナンシャルグループの方から「一緒にクリスマスカードを届けよう」と声をかけていただいたことをきっかけに、このプロジェクトが広がっていきました。
参加してくださった社員ボランティアのみなさまは、真剣に耳を傾けてくださり、とても心強く感じました。そしてカードづくりが始まると、「どうしたら素敵にできるかな」と相談し合いながら、楽しんで取り組んでくださり、一枚一枚が力作に。手書きのイラストや工夫を凝らしたメッセージなど、どれも個性あふれる作品に仕上がりました。
参加者からは、
- 「久しぶりに工作して楽しかった」
- 「入院中の子どもたちのためにボランティアできてうれしい」
- 「カードを届けられるのが楽しみ」
といった声が寄せられ、会場は笑顔であふれていました。さらに会の終了後には、参加できなかった社員の方が工作キットを取りに来てくださったり、「もっと作りたい!」と自宅に持ち帰ってくださったりと、大きな広がりを感じることができました。

はじめての取り組みから生まれた「応援の輪」
今回の活動は、ダイトロン株式会社としても初めての試みだったそうですが、会場には「応援したい」という思いと笑顔があふれ、心温まるひとときとなりました。
入院中のこどもたちに届けられるカードには、きっと皆さんの真心が込められています。ご協力くださったダイトロン株式会社のみなさまに、心より感謝申し上げます。
「誰かを想って作る時間が、自分自身も幸せにしてくれる」
そんな言葉がぴったりの、とても素敵なボランティアでした。
これからもみんなで力をあわせて、たくさんのクリスマスカードを届けていけたらとおもっています。

文:熊谷恵利子