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クリニクラウンニュース

第2回Healthcare Clowningと療養環境を考える多職種勉強会【2020年9月5日・6日開催】

第2回Healthcare Clowningと療養環境を考える多職種勉強会

<日程>
1日目:2020年9月5日(土)10:00~13:00(9:40入室開始)

2日目:2020年9月6日(日)13:00~16:30(12:40入室開始)

● 定員  各日 60名
● 参加費
  <1日目> 9/5(土) 3,000円
  <2日目> 9/6(日) 3,000円

●参加条件:Zoomを使ってアクセスできること。
※Zoomとは、あらゆるディバイスでできる簡単なビデオ会議 https://zoom.us/
※8月末日までにお申し込みされた方限定で、「一緒に学ぼうセット(当日使用する資料やあかはな)」をレターパックにて送付します。(それ以降の申し込み者は、メールで当日配布資料をお送りします。)

【参加方法】(オンラインのみ)

・9月4日(金)に、当日会場にアクセスするための招待URLをメールでお送りいたします。
・アプリ、ブラウザのどちらからでも視聴可能ですが、推奨環境はPCでのアプリ使用です。
 音声が聞こえるデバイス・マイクをご用意ください。
・詳しい使用方法は、Zoomのヘルプセンター(https://support.zoom.us/hc/ja)をご参照ください。

●申込方法 (以下のサイトより申し込みください。)
https://healthcareclowningjapan2020.peatix.com/view

■チラシはこちらから(pdfファイルをダウンロードできます)-------

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー■

<主催&お問合せ先>
認定NPO法人 日本クリニクラウン協会
〒530-0053大阪市北区末広町3-11天しもビル3B
TEL:06-4792-8716 FAX:06-4792-8746
E-mail:info@cliniclowns.jp
http://www.cliniclowns.jp

<内容>

病気や障がいを抱えるこどもたちと家族を支えるためには、社会全体が“成熟”することがとても重要です。
すべてのこどもがこどもらしく過ごせる社会、そして誰もが笑顔になれる社会を目指すために、「第2回Healthcare Clowningと療養環境を考える多職種勉強会」を開催します。

今回は、「いつも心に赤い鼻を~コロナ禍で、成熟社会を目指して、わたしができること」をテーマに、新型コロナウイルスの感染拡大の中で、療養環境を支えていくために、さまざまな分野で活躍する多職種が集まり知恵や経験を共有する場をつくり、共に学び、考え交流する機会をつくっていきます。

また、コロナ禍での、日本におけるヘルスケアクラウンの取り組みを紹介し、だれもが心の中にもっている「赤い鼻」や人と人がつながることの大切さ・人間愛について考える機会になればと思っています。

<1日目>
●ご挨拶&問題提議
「コロナ禍で、成熟社会を目指して、わたしができること」
 認定NPO法人日本クリニクラウン協会 理事長 河 敬世 氏

病気や障がいを抱えるこどもたちと家族を支えるためには、社会全体が“成熟”することがとても重要です。多様性”Diversity”と異質性“Heterogeneity”をキーワードに、新型コロナウイルスの感染拡大の影響をうけるなか、成熟社会を目指すために一人ひとりができることを皆さんと一緒に考えていきましょう。

河敬世氏

1970年に大阪大学医学部を卒業し、小児科医として40年以上のキャリアを持つ。主に小児がんや血液疾患、EBウイルス感染症などの診断、治療に従事し、小児造血幹細胞移植の実績は日本一を誇る。2010年3月に大阪母子医療センター院長を定年し、4月から同顧問に就任。日本クリニクラウン協会とは設立当初から関係し、2010年5月から理事長に就任し現在に至る。

●レクチャー
「新型コロナウイルス感染症に病院がどう立ち向かっているのか?」
 大阪医科大学附属病院 感染対策室 感染管理認定看護師 川西 史子 氏

新型コロナウイルスの感染拡大のなか、患者さんとスタッフを感染から守るために、病院では、新型コロナウイルス感染患者さんの受け入れをしながら、感染しない、感染を広げないための対策を実施しております。こどもたちの療養環境を支える支援団体は、どのようなことに気をつけて、こどもたちと向き合っていったらいいのかを一緒に考えていきたいと思います。

川西史子氏

大阪で生まれ育った生粋の大阪のおばちゃん(おばはん?)です。 感染管理認定看護師になって15年になりますが、 最初の5年間はりんくう総合医療センターの感染症センターで勤務し、 大阪医科大学附属病院には、東日本大震災の年2011年から勤務しています。
看護人生の半分以上を感染一筋にきました。

「~こんな時こそ、ノーサイド!~コロナ禍の障がい福祉の取り組み」
 株式会社ノーサイド 代表取締役 中西良介氏

コロナ禍で学校が休校になる中、障がい福祉施設でも多くの重症心身障がい児のご利用者さんが、感染のリスクを考えて、自宅に孤立している状況でした。ご自宅で自粛しているご利用者さんのために、私たちは何ができるだろう?と、スタッフみんなで考えた新しい取り組み。ご自宅へ訪問する「移動ノーサイド」やYouTube動画配信「ノーサイド秘密倶楽部」「Webを使ってこどもたちへの繋がり」のことをお話し、コロナ禍の障がい福祉について皆さんと一緒に考えていきたいです。

中西良介氏

生まれも育ちも大阪府東大阪市。座右の銘は「そりゃ嫌なことも辛いこともあるけど、みんなで楽しくすごそうや(^o^)丿」。ヘルパー歴16年。16年前に重症心身障がい児と出会い、支援の数も種類も少ない環境を改善したいと思い、無いなら自分で作ろうと起業。 現在は、東大阪市を中心に障がい児者を支援する事業を行っている株式会社ノーサイドの代表取締役をしています。日本中の重症心身障がい児と出会いたいと思い、2019年11月に日本クリニクラウン協会の認定試験に合格しクリニクラウン「らが~」としても活動しています。

総合福祉施設ノーサイド : https://www.no-side-kaigo.com/

「感染のリスクなく『こども時間を届けたい』クリニクラウンWeb訪問への挑戦!」
認定NPO法人日本クリニクラウン協会 理事・トレーナー石井 裕子 氏

新型コロナウイルスの感染拡大の影響をうけ2020年2月からクリニクラウンの訪問を中止。2020年3月にクリニクラウンのWeb事業をたちあげ、YouTubeやライブ配信、そして、病院へのクリニクラウンWeb訪問など、感染のリスクなく、こども時間を届けたいと奮闘してきました。コロナ禍だからこそ生まれた取り組みとコロナ禍だからこそ病気や障がいを抱えるこどもたちの療養環境を支えていくために大切だと感じたこと語ります。

石井裕子氏

2000年にアメリカのクラウンキャンプにてケアリングクラウンを受講。その奥深さに興味を持ち続け、ケアリングクラウンとして活躍。2004年に日本クリニクラウン協会設立委員となり、クリニクラウンオランダ財団で研修を受け、法人設立後は、日本でのクリニクラウン養成トレーナーを担当。2013年に理事に就任し、クリニクラウントレーナーとして事業を統括し、日々ワクワクドキドキに心を踊らせながらクリニクラウンとして全国の小児病棟を訪問。また、学会や医療・福祉・教育の分野で講演会・研修会の講師も務める。

<2日目>

●シンポジウム

新型コロナウイルスの感染拡大の影響を受ける中、ヘルスケア分野で活動するクラウンの活動紹介と志を話してもらい、ヘルスケアクラウンの魅力と可能性、そして療養環境について考えるシンポジウム

「~病弱教育の視点がコロナによるこの状況のお役にたてるかも~ 院内学級のこどもたちがおしえてくれたこと」
昭和大学大学院保健医療学研究科 准教授 副島 賢和 氏

新型コロナウイルスの影響を受けるこどもたちのこと。そして、院内学級で入院中のこどもたちと向き合ってきた経験から見えてきた大切な視点についてお話しします。

副島 賢和 氏

東京都公立小学校教諭として25年間勤務。内06〜13年品川区立清水台小学校「昭和大学病院内さいかち学級」担任。2014年4月より現職「昭和大学附属病院内学級担当」を担当。学校心理士スパーバイザー。日本育療学会理事NPO法人元気プログラム理事。北海道・横浜こどもホスピスプロジェクト応援アンバサダー。TSURUMIこどもホスピスアドバイザー。

「コロナ禍でみつけたクラウンの可能性 〜 RONE&Gigiが伝えたいこと」
クラウン劇団OPEN SESAME 主宰 高野 呂音 氏 / 有間 千 氏

クラウン劇団OPEN SESAMEとして、RONE&Gigiのステージを行いながら、日本で唯一の、生涯学習型クラウン・スクールを運営し講師を務めるなど、広くクラウンを学ぶ機会をつくり、幅広い分野で活躍され、クラウンの可能性を追求しているお二人に、コロナの禍だからこそ、感じたクラウンの魅力とその可能性について語ります。

RONE&Gigi

1990年クラウンカレッジ・ジャパン卒業後、さらなるクラウンの演劇的表現を求めて旧ソ連最後のモスクワに渡る。現ウクライナ国立サーカス・クラウン大学、およびモスクワ芸術座のオレグ・タバコフに学ぶ。イギリスのノーラ・レイの秘蔵っ子。海外では「クラウン文化のない国から来て笑いの旋風を起こす凄いコンビ」と絶賛される。豊かなキャラクター性と演劇性、そして、どんな垣根も軽々と越えるペーソスや表現力は、各国のアーティスト達に衝撃と影響を与え続けている。ウィスコンシン大学クラウンプログラム常任講師。クラウン劇団OPEN SESAMEと附属クラウンスクールを主宰。

クラウン劇団OPEN SESAME: https://www.op-sesame.com/

「出来ないことを魅力に変える!~障がいをクラウン・キャラクター化するチャレンジ、そして文化政策法整備を提言するフールとしての挑戦~」
一般社団法人 日本エンターテイメント連盟 代表理事 白井博之 氏

西欧諸国にて王様の庇護を受けていた道化師「フール」は、実は障がいを持つが故、その真理を見極める力で王政を手助けしていました。そのフールが障がい者クラウンチーム「土曜日の天使達」として、2006年神戸市に復活しました。あれから14年間に渡る彼らの奮闘記を、そして今般のコロナ禍で甚大なる影響を受けた全国のエンターテイメント関係者を救済すべく飛来した、もう一人の愚者の国会陳情報告をさせて頂きます。

クラウンすまいる(白井博之 氏)

香川県さぬき市にてほのぼのと育つ。中央大学文学部哲学専攻卒業。中野ブラザーズ門下タップダンサー。米国リングリングサーカス認定クラウン(道化師)。日本初の総合エンターテイメント教育機関/G・E-JAPANエンターテイメント・カレッジ主任講師。芸人と政界の架け橋/ 一般社団法人日本エンターテイメント連盟 代表理事。何事にも愚直に、全力で、穏やかに活動中。

一般財団法人 日本エンターテインメント連盟: https://www.japan-entertainment-union.com/

<団体の活動紹介>

特定非営利活動法人日本ホスピタル・クラウン協会
理事長 大棟 耕介 氏

協会の約150名のクラウンは現在定期的に、全国96病院の小児病棟を月に1,2回の頻度で訪問し、子ども達の笑顔を引き出すパフォーマンスをしています。コロナウイルスの影響で2020 年2 月末より全ての訪問を自粛しました。3月の初めより、平日毎日病院の子ども向けに動画配信をしたり、オンラインでのパフォーマンスを行っています。早く再度活動ができるよう、今まで以上に高い感染症対策基準を作り、オンラインで再研修をしました。

日本ホスピタル・クラウン協会: http://hospital-clown.jp/

Clown One Japan (クラウン ワン ジャパン)
代表 金本 麻理子 氏

コロナ禍となり、毎日の生活もスタイルも様変わりし制限が出てきたり、昨日までは当たり前と感じていたことが当たり前ではない事態となりました。とは言え、それだけに何が大切なのか、何が必要なのかが見えてくる日々となりました。クラウンの活動が大幅に制限される中でも小さな喜びを感じて、未来への希望を繋いでいるところです。「いまを生きる」というクラウンの本質を大切にしながら、いま私たちクラウンにできること、そして未来の可能性をみなさんと共に考えていきたいと思います。

Clown One Japn(クラウンワンジャパン):https://www.marikokanemoto.com/clown-one-japan

認定NPO法人 日本クリニクラウン協会
クリニクラウン 川島 由衣 氏

認定NPO法人日本クリニクラウン協会は、クリニクラウン(臨床道化師)を小児病棟に定期的に派遣し、入院しているこどもたちがこどもらしく過ごせる「こども時間」を届け、病棟スタッフと協働し、こどもの療養環境を支えていきたいと考え2005年に法人を設立。新型コロナウイルスの影響を受ける中、「私たちにできることは何か」を考え、2020年3月にクリニクラウンWeb事業を立ち上げました。感染のリスクなく「こども時間」を届けるために、実際に訪問先病院へのweb訪問(バーチャル訪問)を通して、改めて大切だと思った視点をお話しします。