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クリニクラウンニュース

第5回HealthcareClowningと療養環境を考える多職種勉強会 開催決定

第5回 Healthcare Clowningと療養環境を考える多職種勉強会             あそびは無限!動き出せ!こどもも大人も輝く明日へ!

 病気や障害を抱えるこどもたちと家族を支えるためには、社会全体が成熟することがとても重要です。すべてのこどもがこどもらしく、笑顔で過ごせる社会を目指すために、「第5回 Healthcare Clowningと療養環境を考える多職種勉強会」開催します。

 それぞれの専門職の方々の現場での取り組みや体験、今後の展開など貴重なお話を聞き、コロナを経験した今だから、自分が出来ること見つけ、人と人が繋がっていくきっかけになることを目標にしていきます。さらに、皆様が一緒に参加できるプログラムもあり、わくわく・ドキドキがたくさん詰まった参加型の勉強会となります。

この勉強会を通して、「これだったらできるかも」を見つけてください!「いいな」と繋がってください!「やりたい」「やってみたい」を探してください!

たくさんのアイデアや成果を聞いて交流しながら、明日に少しでもチャレンジしてみようと次のステップにつながる勉強会になることを願っています。

日程:1日目 2023年9月9日(土)10時 ~16時

   2日目 2023年9月10日(日)10時 ~16時

募集人員:1日目60名 2日目60名

参加費:1日目3,500円 2日目3,500円 両日5,000円

※「学ぼうセット」として当日使用する資料やグッズ、あか鼻をレターパックにて送付します。

(8月30日までに申し込んでいただいた方限定)

※若干プログラムに変更がある場合がありますのでご了承ください。

※後日、申込者のみ限定配信という形でアーカイブ動画をアップします。(ディスカッションやWSにつ いては一部動画配信できない場合がありますのでご了承ください)

※クリニクラウン訪問先病院・施設の方はご招待(無料)します。別途申し込み方法を病院施設・団体の連絡窓口の方にお送りしますので、ご確認ください。

申し込み( Peatix サイト申し込みページより申し込みください。)

https://cliniclowns202309.peatix.com/

9月9日(土)【わくわくの一日目】

午前の部( 10:00~12:40頃)

ご挨拶と問題提議「成熟社会を目指して、わたしたちが提言していくこと」
認定NPO法人日本クリニクラウン協会 理事長 河 敬世
 


病気や障害を抱えるこどもたちと家族を支えるためには、社会全体が“成熟” することがとても重要です。こどもまんなかの社会を実現するために、日本ではこども家庭庁が2023年4月1日に誕生しました。こどもの視点に立って意見を聞き、こどもにとって一番の利益を考えるということで設立したこども家庭庁に、私たちの声を届けていくことが大切だと思います。
成熟社会を目指すために、つながることでできることを皆さんと一緒に考えていきましょう。

多職種連携による療養環境への取り組みの実際~兵庫県立尼崎総合医療センターの実践より~                     兵庫県立尼崎総合医療センター小児血液・腫瘍内科 部長 宇佐美郁哉 氏

兵庫県立尼崎総合医療センターでは、コロナ禍となってからはWeb訪問を毎月開催してもらっています。こども病院でもない、大学病院でもない我々のような中規模市中病院ではマンパワーがどうしても不足します。それを補うために実践していることが皆様の参考になればと思いお話をさせていただきます。一言で言えば、「使えるものはすべて利用して、気力体力で乗り切る!」となります。Web訪問日のとある一日を紹介させていただきたいと思います。

小児がんや重い病気とたたかうお子様やご家族に心のケアで「笑顔」と「勇気」を!        認定NPO法人シャイン・オン・キッズ事務局長 ニーリー美穂 

シャイン・オン!キッズは、2歳を前に白血病で旅立ったタイラーの両親が立ち上げた団体です。2023年7月現在、全国29病院に心のケアのプログラムをお届けしています。専門的にトレーニングされた犬と看護師資格を持つハンドラーがこども病院に常勤しお子様に寄り添うファシリティドッグ・プログラム(動物介在療法)、治療の軌跡を意味のあるビーズで繋げるビーズ・オブ・カレッジ(アート介在療法)などの欧米発の革新的な活動を核に社会心理的ケアを展開しています。

12:40~13:10 ランチ休憩 

13:10~13:40 わくわくランチョンセミナー

(クリニクラウンなりたいあなたへ、先輩クリニクラウンへの質問タイム)


★ 午後の部(13:40~16:00)

入院中の子どもに付き添う家族の現状と私たちにできること
特定非営利活動法人 キープ・ママ・スマイリング 理事長 光原ゆき 氏

小児病棟に泊まり込み子どもに付き添う親は食事や睡眠など基本的な生活さえ保障されておらず、多くの親は疲弊し切っています。私たちは「親の笑顔と健康を守ることは子の早い回復に貢献する」と考え、付き添い家族のサポートに取り組んできました。また、付き添う親の置かれている環境を改善するために実態調査を実施。結果をもとに各方面へ改善に向けて働きかけを行なっています。一緒にこの問題についてお話しできることを楽しみにしています!

みんなで届ける『こども時間』協会を支えるボランティアのひみつ
認定NPO法人日本クリニクラウン協会 事務局長 熊谷恵利子 

日本クリニクラウン協会は、コロナ禍でも積極的にボランティア活動を実施してきました。それは、つながると楽しい!世界が広がるから!そして、応援が力になるから!外部支援とつながることが組織にとって大きな力につながるからです。ライターボランティア・あかはなJrボランティア・こども時間案内人・工作ボランティアなど、さまざまなボランティアと一緒に歩んできた経験から、ボランティア活動の魅力や病気や障がいを抱えるこどもたちやそのきょうだい家族を支えていくために「私ができること」を見つけてみませんか?

「クリニクラウンと考える”こども支援”」
 認定NPO法人日本クリニクラウン協会

クリニクラウンと一緒に病気や障がいを抱えるこどもたちやきょうだい・家族を支えるために大切なことについて、グループにわかれて話し合います。いろいろな職種や立場の方と一緒にディスカッションを通して、大切なことを深めていきましょう。

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【9月10日(日)ドキドキの2日目】

★ 午前の部( 10:00~12:40 頃)

「医療的ケア児が地域で安心して暮らしていく為には何が必要なのか?」              株式会社 ノーサイド代表取締役  中西良介 氏

医療的ケア児支援法が施行されもうすぐ2年になります。この法律は医療的ケア児とその家族に対して支援をしていく法律です。
では「支援」とはいったい何を指すのでしょうか?どの部分を支援することで本当の支援にたどり着くのか?
そんなことを皆さんで考えるお話が出来ればと思っています。

「当事者意識を育むために」                                 昭和大学大学院保健医療学研究科准教授 副島 賢和 氏 

 「病気のある子どもたち」と聞くと、どんな言葉が頭に浮かびますか?小学生に問いかけると、「かわいそう」「うつらない?」「死んじゃうの?」「つらいよね」という言葉を教えてくれます。とても素敵だなと思います。でも、あなたの立ち位置はどこですか?と尋ねます。子どもたちは「相手の気持ちを考えなさい」「思いやりをもちなさい」と言われます。当事者意識・自分ごと化…と言われますが、とってもむずかしいことですよね。相手の気持ちを考えたり、思いやりをもったりするためにはどうしたら良いか、一緒に考えてみませんか

「自分にとっても、周りにとっても心地よい環境づくり」                   Clown One Japan (クラウン ワン ジャパン)代表 金本 麻理子 氏

 ケアリングクラウンとして現場に立ったときに常に考えていることは「今、自分は周りからどんなふうに映っているのか?」ということです。人と人は影響し合って生きています。クラウンのあり方次第ではその場が心地よい雰囲気になることもあるし、その逆も然りです。その観点からクラウンの役割や可能性を一緒に考えたいと思います。

12:40~13:10 ランチ休憩 

13:10~13:40 わくわくランチョンTime

(日本クリニクラウン協会や団体からのおしらせ~あなたができることをみつけてみよう!)


★ 午後の部(13:40~16:00)

こどもがこどもとして生きること  ~北海道こどもホスピスプロジェクトの活動を通して~    旭川市立大学短期大学部 副学長佐藤 貴虎 氏

私がこどもホスピスと最初に出逢ったのは、英国・マンチェスター大学に留学中の1999年、市内にあるこどもホスピス・フランシスハウスでした。初めて訪れた時のことは今でも鮮明に覚えています。「こどもホスピスってこんな場所なのか!」との衝撃を受けると同時に、何だか何度も訪れたことのあるような懐かしさを感じる場所でした。重い病気や障がいと共に生きるこどもとその家族が病院と自宅以外の居場所として、安心して過ごし、遊びや学びを通して、こどもとしての時間を十分に持つことのできる育ちの場。家族にとっても安らぎの場となるような環境が整えられた場。そんな場を北海道にもつくりたく活動を2015年から続けています。

あそびは無限!大人のための「こども時間」
認定NPO法人日本クリニクラウン協会 クリニクラウントレーナー 川島由衣 氏

日本クリニクラウン協会は、2020年からWeb事業を立ち上げ、コロナ禍でもどうやったら入院中のこどもたちと繋がれるか、メンバーとアイディアを出しあいながら、「今、自分たちにできること」を取り組んできました。そんな中、訪問先病院の保育士さんたちと一緒に作り上げた「オンラインプログラム ”宝探し”」!!本日、皆さまを”宝探し”の旅へと誘います。どんな発見やお宝が待ってるか。。お楽しみに♡

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