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病気や障害を抱えるこどもや家族への関心を高めるWEBメディア

クリニクラウンジャーナル

「つながる出会いと奇跡~その瞬間を大切にするという事~」

【2021年8月に届いた写真】


2021年8月に写真が届いたんです。
ポリタンに、かつて訪問した沖縄の病院で知り合った小児看護専門看護師さんから1枚の写真が届きました。

それにはNICUを訪問するポリタンと1人の子ども(芽生ちゃん)が写っていました。


“沖縄県立中部病院NICUで命が危険なときにポリタンさんがクリニクラウンとしてケアしてくれて、また2歳になった今では僕が訪問看護師としてケアを引き継いでいます。”


598gで生まれた奇跡の子。

ポリタンが訪問をした時は大変だった時期を乗り越えたばかりだったそうです。


現在訪問看護師して働く彼は、訪問先で額に入れて飾ってある写真を見つけ、ご家族さんの許可をいただきポリタンに送ってくれました。

【現在2才・8月送られてきた写真】

訪問から2年たった今、芽生ちゃんは元気に自宅で生活をしているという事も現在の写真を添えて教えてくれました。

「一瞬一瞬、大切にしないといけないな。おろそかには絶対出来ないな」と思いました。

家族にとってこれほど大切な思い出になっているのだという事を実感したポリタン。


「病院訪問で1人の子と関わる時間はほんのひと時。だけど、一期一会を大切に思い目の前の子供と関わるということの大事さを改めて感じ、そしてこの一期一会があるからこそクリニクラウンをやっていけるんだな。」

そう話すポリタンの笑顔は喜びと意欲に満ちていました。

現在は沖縄に拠点を移し、新たな活動の一歩を踏み出しているポリタン。出会ったその時これからもたくさんの素敵な一期一会を届けてくれる彼を応援しています。

再会が実現!》

2022年5月5日。

「あつまれ!あかはなキッズたち!」クリニクラウンとみんなでWebであそぼう!特別編。

なんと!2歳になった芽生ちゃんが遊びに来てくれたんだと、ポリタンは嬉しそうに話してくれました。

「芽生ちゃんも来てくれているね」

その声掛けにはお母さんと一緒に手を振ってくれたそうです。

画面の向こうの芽生ちゃんは、大きくなったり小さくなったり、ぱっとこちらを向いたかと思えば、後ろ姿になったりと元気いっぱいの姿を見せてくれました。

「家族に見守られて、大きくなってきたんやなぁ」

時々、芽生ちゃんの後ろに映るお父さんやお母さんの姿を見て、ポリタンはそう思ったそうです。

この事業を続けていれば、子どもたちに会い続けることができるかもしれない。

なかなか通常の訪問に行けない中で始まったWeb事業。

これを始めていたからこそ、再会という機会に恵まれたんだと実感したといいます。

「これからもWeb事業を続けて、もっとみんなに会いたい。」

アップで集合写真に写った芽生ちゃんを見ながら、ポリタンはWeb事業への意欲がわいてきたそうです。

再びつながる事ができる幸せ。

そのチャンスを作り出すことができるこの取り組みを私も応援しています。

<ライタープロフィール>

塚本真美
1977年大阪生まれ、大阪育ち。学生時代は遊び、学び、ボランティアをする日々を過ごす。
社会人になり、色んなNPOに関わり活動の場を広げる。そんな中で日本クリニクラウン協会が主催する”繋がる編集教室”に出会い、書くことがボランティアになると言う活動に共感。現在はインタビュー記事やイベント開催の記事などを執筆。