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クリニクラウンレポート

群馬県立小児医療センターへクリニクラウンが訪問!

新型コロナウイルス感染拡大のため、訪問先病院と相談し、2月末からクリニクラウンの訪問を中止していました。

そんな中、群馬県立小児医療センターから5ヶ月振りに訪問再開の嬉しい連絡が届きました。

当協会は、新型コロナウイルス感染拡大予防にかかる標準的対策を作成し、これまでの感染症対策と共に訪問先病院に報告をしています。
まだまだ慎重な対応を求められる時期ですが、必要とされる時に迅速に対応できるように、クリニクラウンの訪問再開に向けて準備を整えていきたいと考えて、研修などを重ねています。

群馬県立小児医療センターの感染症対策室にも、こちらの対策を確認いただき、「当院から追加する内容はありません」という返答があったので、6月24日(水)クリニクラウンが病院を訪問することができました。

訪問前のカンファレンスでは、感染対策室のスタッフの方とも確認を行いました。

マスクの着用はもちろん
「クリニクラウンとこどもたちとの遊びの中での接触や道具の受け渡しはしない。」
「医療スタッフの方との接触もなし。」
「病棟内、病室内の環境にもできるだけ触らない」
ということを意識して訪問となりました。
事前に研修などで対策をしてきていたので、比較的スムーズにカンファレンスで衛生面について確認することができました。

さぁいよいよ病棟へ

病棟へ向かう廊下で出会うスタッフからは、クリニクラウンに「久しぶり〜」と嬉しい声かけもいただきました。
病棟にクリニクラウンが入ると、こども、付き添いのご家族、スタッフの方も温かく迎えてくださり、その空間がキラキラと輝き始めます。

初めて会うこどもの中には戸惑いを見せていましたが、母親のうれしいという気持ちがこどもにもつたわってきて、表情がどんどん柔らかくなっていきます。

クリニクラウンは、2人の立ち位置が「密」にならないように、廊下・部屋内でもこどもやクリニクラウン同士の距離感をいつも以上にとり、意識して関わっていました。
距離が離れているので、自然と身体の動きがゆっくり大きくなり、それが面白さにつながり、遠くから見ている人たちも笑顔になっていきます。

クリニクラウンが近付いてこないので、こどもを抱っこしたお母さんがクリニクラウンにて近づいてきて、クリニクラウンが距離を保つように離れると、今度はお母さんが離れていき、するとクリニクラウンが近づいてという遊びがはじまり、波のように寄せたり引いたりを楽しんでいました。

ある病室では、身近にある持ち物で身の周りを楽器にして演奏会がはじまりました。こどもたちは、自分のえんぴつ、くしなどを使い、テーブルやベッドのふちなどを叩いて演奏。こどもたちからのアイデアで遊びがどんどん変化していきます。

「できないこと」を考えるのではなく、「できること」を見つけて遊びを創造する。
その大切さを今回のクリニクラウンの訪問で改めて感じました。

クリニクラウンと遊んでいる間は、少し緊張して見ているだけで、クリニクラウンと会話することが出来なかった子も、クリニクラウンが去ったあとに、同行スタッフのトンちゃんにニコニコ笑いながら、クリニクラウンとこんなことをしたのだと話しかけてくれました。そして、訪問後の後カンファレンスでは、保育士さんから、その子の嬉しい変化を聴きました。「クリニクラウンの絵を書きたいから、クレヨンを持ってきてほしい」と保育士さんに自分の意志をしっかりつたえてくれたということでした。

クリニクラウンが関わった後のこどもたちの変化をクリニクラウンが知ることはなかなかできないのですが、その子の成長を感じるエピソードをスタッフの方から聞き、一緒に成長をよろこびあえることが本当にうれしかったです。

院長先生にもごあいさつすることができ、無事にクリニクラウンの訪問を終える事ができほっとしました。

後日、クリニクラウンの訪問に同行してくださった副看護部長さまからメールが届きました。

「子ども達に体調の変化はありません。日本クリニクラウン協会の慎重な対応に感謝申し上げます。当日は私も楽しく同行させて頂きました。子どものはじけるような笑顔に気がつけば私の気持ちも晴れやかにしてくれていました。(この時期みんなが思ったことだと思います)クリニクラウンの訪問を再開して改めて子ども達の笑顔がみんなの力になっている・・・だからこそ小児病院では子どもの笑顔が必要なんだと実感しました。

訪問後もコロナの状況は変化しております。当院の方針もいつ変更するかもしれません。やれないではなくどうしたら笑顔になれるか一緒に考えていけたらと思います。」

まだまだ慎重な対応が必要な時期ですが、こどもたちの安全を第一に考え、病院のスタッフの方々と相談し、入院中のこどもたちや家族のストレス緩和や療養環境を支えていくための、一助になればと思っています。

【トレーナー 石井】